自ら選択するということ。

皆さん、こんにちは。


南阿蘇は少しずつ、朝晩が冷え込み、あちらこちらで「秋の季節」が顔を出してきています。蝉の声もいつの間にか、コオロギ等の秋の虫の声に変わりました。


ご利用者の皆様に「風邪にはお気をつけくださいねー!」「朝晩は体が冷えないようにしっかり体温調整お願いします!」と毎日声をかけていた私が、すぐに38度後半の熱発をしてしまいました。

常に時代を先取りする男だなぁとつくづく感心します。



本日はご利用者の皆様方と、施設のすぐ裏手の山までドライブに行ってきました。


皆様で一緒に大きいバンタイプの車に乗り込み(最大10名、車椅子も2台そのまま乗ります)、ちょっとした遠足や修学旅行気分です。


車中では普段よりも会話が盛り上がり、まるで女子高生のようなキャッキャッといった笑い声がいっぱいです。

いや、正直な話、皆様の話される「会話の内容」や「熊本弁」もあいまって、女子高生の会話よりも確実にパンチがあります。



「あたは声のふとさー!」

(あなたは声が大きいね)


「あたがいっちょん聞こえんけんでしょが!あたこそ、足があっちさん向いとったい!」(あなたがあまり聞こえないからでしょ?あなたこそ、足が外側に向いてるじゃないの)


「なーん!あたしは内気なガニ股なだけたい!」

(なにを言ってるのかしら!私は内気な性格だけど、足が外を向いているだけなのよ)」


「アハハハハ!」

(笑い声)





............ものすごい会話です。



そんな会話を隣りや後方から聞きながら運転していると、すぐにこんな景色が見えてきます。


10〜15分程度、車を走らせるだけでこの景色です。


この景色はいつ来ても、何度来ても、毎回癒されます。


これが紅葉の季節になると一面黄金色になり、冬になると一面銀世界になります。

椅子に座り、小鳥のさえずりを聞き、優しい山の風を浴びながら、皆様で美味しいお茶を飲んでたくさんお話をしました。





私たちケアサービスでは基本的にご利用者に「選択」してもらうということを大事にしています。


私たちが「これをしましょう」「ここに行きましょう」と決めつけるのではなく、

「今日は何をしましょうか」「どこに行きましょうか」「いまの季節は何をすれば楽しいでしょうか」と問いかけ、ご利用者自身が選択することで、自主的な行動や責任を感じていただいています。



ケアを提供するだけではなく、ご利用者の「やりたいこと」「これからの目標」を達成するためにサポートすることが役目だと感じております。



昨日は敬老の日でした。

そんな日の新聞の一面には「高齢化社会の問題」について大きく見出しが出ていました。


ご利用者がそんな記事を見ながら、

「周りの人に迷惑かけてばっかりだし、家族もいないし、私も早くお迎えが来ないかしら。」といった内容を冗談半分で話され、お隣のご利用者と笑われていました。


高齢化社会に人手不足。

いまの日本、熊本、特に南阿蘇では他人事ではない内容です。

以前から懸念されていた内容でしょうが、少しずつ現実味を帯びてもきているように感じます。


すぐに答えや解決策が出るような内容でもありません。



ただこのとき、私が自信を持って間違いなく心の中で思えたのは、


私たちスタッフ一同は

ご利用者の皆様に、ずっと元気で、ずっと笑顔で、皆様が生まれ育った南阿蘇の自然の中で、いつまでも長生きしていただきたいと思っているということでした。

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