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2022年度 休眠預金活用事業報告

 南阿蘇村の高齢化率は2022年3月時点で43.1%と県の平均を大きく超えています。新型コロナウイルス感染症の影響で事業所の中止や活動の自粛などの影響から生活不活発状態や共食の機会の少なさからフレイルや社会的孤立の増加が危惧されていました。また、2022年5月時点では南阿蘇村には子ども食堂も中高生が集えるユースセンターもありませんでした。より密なコミュニティの構築が必要と感じ、休眠預金(支え合う多様なコミュニティづくり支援事業)を活用した事業を実施いたしました。

 南阿蘇を「もっと好きに、もっと元気に」地域まるごと事業

 南阿蘇の人と人、もの・こころがゆるやかにつながる関係性を築いている状態を目標に、子どもから高齢者まで、【ケアの先手を打てる関係性の構築】を目指しました。具体的に取り組んだ内容はフレイル予防に大切な3つの柱、運動・栄養・社会参加の機会の確保を行いました。

 運動:誰でも参加が出来る運動教室を週1回開催!

 栄養:誰でも参加が出来る地域食堂の開催!

 社会参加:地域食堂に合わせて住民交流を目的としたイベントを開催!

 2022年2月末までに6回のイベントと地域食堂を実施し、のべ500人の参加がありました。参加者同士の繋がりの広がりや参加者がボランティアになる仕組みなど、回を重ねる毎に少しずつコミュニティの醸成へ発展することができました。

運動教室の定期開催

健康運動教室2022.4~OPEN!

 どなたでも参加可能な運動教室を毎週水曜日14時から開催しています。

 介護予防につながり体力が向上された方や、週一度の社会参加の機会として、皆さん楽しみに参加されています。

健康運動教室では体組成計「Inbody]を用いてカラダの筋量や脂肪量をチェックし振り返りを行っています!

活動報告

2021.9.25

南阿蘇食堂×外国人交流会

外国籍の方を対象とした災害対策講座のあと、剣道と和太鼓の演奏をおこないました。その後、こどもから高齢者、外国籍の方々を交えたグループディスカッションを行いました。

2022.10.30

南阿蘇食堂×子育て支援

子育てに対する考え方をちょっと違った視点で見てみる機会を設けました。お父さんやお母さんが話している間は子供たちは楽しくバスボム作りとヨガをおこないました​。

2022.11.27

南阿蘇食堂×「VR認知症」

最新機器のVRを使用し、認知症当事者の方の体験を実感する機会を設けました。二部構成とし、医療福祉関係者向けと、地域住民向けに行い非常に学びの深い時間となりました。

2022.12.18

南阿蘇食堂×「性に関する親子教室」

NPO法人せいしとらんし熊本」を講師としてお招きし、親子で正しい性の知識を学べる機会を設けました。和やかな雰囲気の元、プライベートゾーンの考え方など親子一緒に学び合うことができました。

2023.1.22

南阿蘇食堂×「記念撮影会」

​ 「人生の断捨離ワークショップ」

人生の断捨離をテーマにワークショップでは、人生を豊かに暮らす、幸福に暮らすには、これから何が必要で何を片付けていくか?を話していきました。メモリアル撮影会も行い皆さんに喜んで頂きました。

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​2023.2.19

南阿蘇食堂×「こどもの成長」

作業療法士、言語聴覚士の先生をお招きし、こどもの成長について学びました。周りの環境や関わりの中で主体的に学び豊かな心情や意欲を身につけていくことについて意見交換を行いました。

取組目標と結果

 南阿蘇食堂を中心とした様々な取り組みの中から、いままでつながっていなかった人に繋がりあえたり、関わりの機会をえることができました。

You ARE in the community」いつのまにか、コミュニティの一員。

          そのような地域を目指します。

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