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2021年度新型コロナウイルス感染対応緊急支援助成事業「支えあう多様なコミュニティづくり支援事業」に採択されました。

南阿蘇村の高齢化率は43.1%と県の平均を大きく超えています(2022年3月時点)。

厚労省の報告によると2020年度(コロナ禍)と前年度(コロナ前)の高齢者(75歳以上)の心身の状態について把握した調査では、外出の機会が減少した人が約18%増加、うつの項目に該当する人が約5%増加などの変化が見られました。2020年に高齢者(事業対象者、要支援者を含む)を対象とした当村の調査でも同様の結果となり、これらの生活不活発状態では高齢者のフレイル増加が危惧されます。


 また、2016年に起こった熊本地震では、当社が災害拠点としての役割を担いました。その経験からより密なコミュニティの構築が必要と感じています。現在、南阿蘇村には子ども食堂も中高生が集えるユースセンターもありません。高齢者や障がい者に加え、ひとり親世帯等で食事環境が十分でない子どもや栄養の偏りがある中高年者、居場所が必要な中高生も対象にイベントや共食を通じて、共育が出来るよう構築していきたいと考えています。そして、いざという時に支え合える体制づくりを同時に整えていきたいです。


本事業では馴染みの場、久木野そば道場跡地を利用して住民に運動と栄養、社会参加へのアプローチの場を作ります。


・フレイル傾向の高齢者や生活習慣病の予防が必要な中高年者は運動の指導と栄養バランスの良い食事でより健康的に。

・ 高齢者の外出頻度、人との交流の増加を。

・子どもたちは遊び、共食、世代間交流ができることで共育の場に。

・中高生はゲームとの付き合い方を学び、閉じこもりの予防へ。

・障がい者や障がい児も一緒に食事やイベント等を行うことで、共生の場へ。


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